【新刊情報】単行本『パソコンとヒッピー』 発売しました

書名 『パソコンとヒッピー 〝コンピュータの民主化〟に挑んだ異端者たちの物語』
発売日 2025年4月25日
定価 本体 1,600円+税 B5 132頁
発行 エディトリアル・デパートメント
発売 エディトリアル・デパートメント
ISBN 978-4-911321-02-7
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概要
「国家や巨大企業だけが利用を許されていた巨大コンピュータを個人が自由に使えるようになったのは、ヒッピーの大胆な発想のおかげである」。北米西海岸のテック業界で語り継がれるパソコン誕生にまつわる神話の真相と文化的背景をマンガで解説。サイケデリック、ハッカー文化、カウンターカルチャーとテックカルチャーの結びつきについてなど、デジタル化社会に求められる教養が身につく、異色のパソコン文化史。
目次
1章 コンピュータとヒッピーを結びつけた『ホール・アース・カタログ』
2章 ターニング・ポイントだったヴェトナム戦争
3章 LSDとコンピュータは同じツールだ
4章 サンフランシスコ・バークレーは学生運動とヒッピー文化発祥の地
5章 コンピュータはソ連とアメリカの冷戦で成長した
6章 「ハッカーは遅れてきたビート族、初期ヒッピーカルチャーと同じ人種だ」
7章 「人民のためのコンピュータ」と言う思想が生み出された
8章 パソコンは人と人がつながるための有用な道具だ
9章 アルテアの衝撃。ミニ・コンがビートルズを唄った日
10章 ハイ・テク時代のトリックスターがハッカーだった
LAST CHAPTER もっと共生的に。人間とパソコンの関係
RE-THINK われわれはスローなギークになれるか?(原作者による考察)
*単行本『パソコンとヒッピー』は、雑誌『スペクテイター』vol.48「パソコンとヒッピー」特集(2021年6月発行)に掲載されたマンガ作品「パソコンの発生とヒッピーの発想」を再編集し、書籍化したものです。