【新発売】スペクテイター 39 パンクマガジン『Jam』の神話

スペクテイター 39号

特集

パンクマガジン『Jam』の神話

発売日 2017年5月31日

定価  本体 1,000円+税 B5変型 224頁

発行  エディトリアル・デパートメント

発売  幻冬舎

ISBN  978-4-344-95323-9 SOLD OUT


概要
1979年3月から約1年に渡って刊行されていた、自動販売機でしか買うことのできなかった月刊誌『Jam』。

ポルノマガジンの体裁をとりつつも、プロレス、神秘主義、フリーミュージックなどに関する濃厚な記事が掲載され、「伝説のサブカル雑誌」とも言われています。

きわめて型破りでアナーキーな雑誌は、なぜ、どのようにして生まれたのか? パンクマガジンの誕生神話に迫ります。


目次

インタビュー
『Jam』はどんな雑誌だったか?
聞き手 赤田祐一(編集部)

「突き抜けた世界を追求したくて『Jam』を創刊した」
八木眞一郎(元・『X-Magazine』『Jam』編集者)


「面白いかどうかが一番大事ですよ。素人なんだから」

高杉弾 (元・『X-Magazine』『Jam』『HEAVEN』編集長)

「真之助に「好きなことをしてほしい」と思ってました」

村田惠子(同時通訳者)


「『Jam』も『HEAVEN』も「高杉弾の個人誌」だと思います」

近藤十四郎(グラフィックデザイナー)


「自動販売機でしか売らない雑誌! なんて面白いんだろう!!」
羽良多平吉(書容設計家)

寄稿
『Jam』について考えた

自販機本は僕らの学校だった
 神崎夢現


『Jam』『HEAVEN』編集部の時代
 金田トメ善裕


出版史における自販機雑誌と『Jam』
 小田光雄


WHO’S WHO 人命事典 第3回
 山崎春美

『Jam』~『HEAVEN』誕生物語
漫画 伊藤桂司

なぜなに学習塾 自販機本『Jam』ってなあに?
答える人 ばるぼら

『Jam』創刊号を完読してみる
 ばるぼら

『Jam』面白記事よりぬき
構成 編集部

総目次『X-Magazine』~『Jam』~『HEAVEN』

連載
北山耕平「雲のごとくリアルに 飛雲編3」(暫定版)
取材 編集部