【新発売】スペクテイター 49 自然って何だろうか

スペクテイター 49号

特集 自然って何だろうか

発売日 2021年12月30日

定価  本体 1,000円+税 B5変型 176頁

発行  エディトリアル・デパートメント

発売  幻冬舎

ISBN  978-4-344-95437-3 NOW ON SALE

概要
人類の活動が、自然の回復力を超えて地球全体に影響を与え始めた時代=人新世に突入!?
自然への対応をめぐって、さまざまな議論が交わされるようになりました。
温暖化は人工的に防ぐことができる? 
外来生物は敵か、味方か? 
発電には火力の代わりに原子力を活用すべき?
理想の自然のあり様については、ひとりひとりが自由な意見を述べ合うことが重要。
だけど、そもそも自然って何だろうか…。
ならば、“自然の起源“を振り返ることから始めてみよう!
キリスト教の自然観、『森の生活』ヘンリー・ソローの自然の定義、エコロジー運動の誕生まで。
時代と共に移り変わる自然観の由来と系譜を、マンガをつかってやさしく解説。
識者の自然観にも耳を傾けながら、自然とは何かを掘り下げます。

目次

まんが 人は自然をどうみてきたか?
作画 関根美有  原作 赤田祐一(編集部)

第1章 キリスト教の自然観

第2章 楽園をきりひらいた人たち

第3章 ロマン主義者の自然観

第4章 自然保護のはじまり

第5章 生物多様性のめざめ

第6章 サイレント・スプリング

第7章 ピープルズ・パーク事件

第8章 エコロジー運動の夜明け


論考
『地球の論点』とエコモダニズム
構成・文 桜井通開  挿画 川勝徳重

地球の論点と自然観の変遷ーーーこの本をいま、再読する理由

まず『WEC』と『WED』を比較してみた
『地球の論点』を読む
「エコモダニズム」とはなにか?

エコモダニズム・ブックガイド

ロングインタビュー
三人に聞く わたしの自然観
取材・構成 鴇田義晴、赤田祐一(編集部)
イラストレーション ひさうちみちお

内山節氏に聞く―――哲学者と考えた 自然と人間の関係

坂田昌子に聞く―――ネイチャーガイドから教わった「生物多様性」の意味
能勢伊勢雄に聞く―――ライブハウス・オーナーに聞く「自然をどうとらえるべきか」


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発売日 20211230

定価 1,000(税別)