SPECTATOR Vol.54 Listening Edition on Spotify 06_TAMOTSU MOCHIDA

『スペクテイター』Vol.57「パンクの正体」特集号の発売(2025年8月28日)を記念して、Spotify公開プレイリストを作成しました。
特集に登場する6人のアーティストや書き手が各記事に合わせて選曲してくれた「読書のための音楽」を無料公開しています。
6回目(最終回)の今回は、原宿のパンク・ショップ「ア・ストア・ロボット」を取材してくれた持田保さんが、パンクとは何か? をテーマにセレクトしてくれた10曲です。
以下のバナーをクリックして、お楽しみください!
*Spotifyはスマホやパソコンで音楽を聴くことができるデジタル配信サービス。会員登録をすれば無料で視聴できます。
TAMOTSU MOCHIDA’S PLAY LIST >>>
① Blank Generation / Richard Hell & The Voidoids
② Chinese Rocks / The Heartbreakers
③ Pretty Vacant / Sex Pistols
④ My Way / Sid Vicious
⑤ Black Arabs / Black Arabs
⑥ B-Side Babies / Adam & The Ants
⑦ Oh Bondage Up Yours / X-Ray Spex
⑧ Launderette / Vivien Goldman
⑨ Buffalo Gals / Malcolm McLaren
⑩ What Time is Love? / The KLF
COMMENT >>>
今回『スペクテイター』のパンク特集に関わり、自分自身にとっての「パンクとは何か?」を、50歳半ば過ぎて、かなり真面目に考えた結果のセレクトです。結論としては、「ストレートエッジとかマジメっ子系マジで苦手だわー」って感じで、リベラルとか社会正義とか無理! 生産性ゼロの役立たずの彼方を暴走するチンピラ感こそが、自分にとってのパンクかなあと改めて思った次第。マルコム·マクラーレンのおばあちゃんが言っていた「権威には徹底的に逆らえ」を座右の銘に「親に会えば親にツバを吐き、仏に会えば仏に中指を立てる」エヴァーグリーンな厨二スピリットで職安に通う朝のBGMにどうぞ。

SELECTOR >>>
持田保/青森県出身。工場労働者兼ライターという半身文筆家から、コロナ化により全身文筆家に転職。著書には『INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!!!!』『あなたの聴かない世界』(共にDU BOOKS)など。Youtube「あなたの聴かない世界TV」も、よろしく。